
絶滅したタスマンアオツラカツオドリという鳥が実は近縁種として扱われていたアオツラカツオドリと全く同じであることがDNA鑑定の結果から判ったそうだ。
タスマン海に小島に棲息するタスマンアオツラカツオドリは、12~13世紀にノースフォーク島に移住してきたポリネシア人に乱獲され絶滅寸前まで追い込まれた。
その後彼らはロードハウ島に場所を変え何とか個体数を保ちながら500年間生き存えたが近年ヨーロッパの船乗りが食用として捕獲した為、絶滅したとされていた。
かねてから学者達の間ではタスマンアオツラカツオドリとアオツラカツオドリは共にオス、メスの性差があまりなく、どちらも翼が長い為近縁種であると考えられてきた。
そこでタスマンアオツラカツオドリの化石とアオツラカツオドリの骨を用意し、DNA構造を比較した。
その結果、両者の骨には構造上の違いがほとんどなく、DNAにいたっては完全に一致した。
当時、古生物学者らはオスとメスの区別がつかないままに骨の比較をしていた為正確な結果が得られなかった。実際は、メスのタスマンアオツラカツオドリはオスに比べてはるかに小さい。
比較したのはメスのタスマンアオツラカツオドリの化石とオスのアオツラカツオドリの骨で体格の違いから異種としてしまったようだ。
こうしたことは珍しく発見した学者もこれが初の事例ではないかと語っている。












